京都 緊急避妊薬 生理周期変更北尾クリニック 内科 アレルギー科 形成外科 |
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ピル(緊急避妊薬) |
避妊具に穴が開いたり中出しされて避妊に失敗した場合、次の生理が来るまで祈りながら不安な日々を待って過ごしますか? そんな場合、今は緊急避妊薬があります。性交から72時間以内なら、トリキュラー21を特別の内服法で2回内服すると、約90%の確立で妊娠を回避することができます。緊急避妊は多量のホルモンを一度に服用する方法です。同様の緊急避妊薬のノルレボ(レボノルゲストレル)は高価なため、当院ではトリキュラー21を用います。 |
緊急避妊薬の実際 | |
避妊に失敗したと思ったら、ただちにご来院下さい。 受付窓口にて問診票に「緊急避妊」とご記入ください。初めに妊娠検査をしていただきますが、内診は行いません。妊娠検査で陰性だった場合、すぐに処方薬を4錠を内服、その12時間後にもう4錠服内服するだけです。服用後2時間以内に吐いてしまった場合は、追加服用が必要です。内服後は4日から3週間の間に生理出血があります。もし3週間経過しても生理出血が来ない場合は妊娠の可能性がありますので、必ず産婦人科を受診してください。既に妊娠している場合に緊急避妊薬を使用すると、存在している胎児に悪影響を及ぼす危険性がありますので、緊急避妊薬はお出しできません。その場合も必ず産婦人科を受診してください。 |
緊急避妊薬使用時の注意 | |
緊急避妊薬には一時的に色々な副作用をともなうことがあります。ほとんどは、吐き気、腹痛、生理出血による貧血などですが、症状が強い場合は産婦人科を受診してください。緊急避妊薬による避妊法は緊急の避妊法であり、一般的な避妊法ではありません。この避妊法を頻回に常用する事は正常な月経周期を崩し、体調を非常に悪くなる事があります。またこの緊急避妊法により、その月経周期中の避妊が確立されるわけではありませんので、その後の性交時は次の生理出血があるまで必ずコンドーム等の避妊法を行ってください。緊急避妊薬による避妊法は、100%の避妊を保証するものではありません。その点を了承した上で使用してください。 |
お費用 1セット 10000円 (診察料・消費税込み) |
ピル(月経を遅らせる薬) |
内服で生理周期変更するために、当院では飲み薬として ノアルテン を処方しています。ノアルテン は、黄体ホルモンと卵黄ホルモンを混合したものです。旅行・結婚式・海水浴・受験などのイベント予定に月経が重なりそうな場合に便利です。ただし、「 今日明日の生理をなんとかして!」と希望されても不可能ですので、イベント予定が決まりましたら早めに受診して下さい。通常、内服終了後、数日で次回の月経が始まります。 |
実際の使用法 | |
@月経を早める方法 ノアルテンを毎日1錠、なるべく定時に内服します。7〜14日の連続内服終了後、7日以内通常2〜4日後に月経が始まります。月経開始2〜3日目よりイベント開始の10日前までホルモン剤を服用するのが実際的です。 A 月経を遅らせる方法 次回月経の開始日の5日前までに受診して下さい。月経発来予定の5〜7日前から、ノアルテンの内服を開始し、月経移動最終日の前日まで内服します。ただし、延長期間があまりにも長い場合は、不正出血をきたします。 |
注意点 | |
1)飲み忘れると不正出血の原因となりますから、1日1回1錠、きっちり24時間毎に内服してください。 2)妊娠の可能性のある方、肝臓の悪い方、ヘビースモーカー、血栓症の既往のある方などには処方できません。 3)一番多い副作用は悪心・嘔吐ですが、就寝前に服用するとある程度予防できます。悪心・嘔吐が出現しても2〜3日後には落ち着きますのでご心配ありません。その他、頭痛・乳房痛・むくみ・にきび・便秘・下痢・倦怠感などが出ることがあります。まれではありますが、激しい下肢・頭・胸の痛み、視力の低下などが現れた時は至急受診してください。 4)避妊薬とは服用方法が異なりますから、避妊効果はないものと考えて下さい。 |
お費用 保険適応です。 |
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