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形成外科のご案内 |
形成外科は外科系の中でも歴史が新しい専門分野です。外科系は、(1)生命を救うこと、(2)痛みを除去すること、(3)機能を回復すること、(4)社会生活の質を向上させることを目的として手術を行います。形成外科は主として(3)と(4)を担当します。以前は疾患は治ればよいと思われていましたが、世の中が高度になるにしたがい、疾患が治った後も快適に生活ができるように、と考えられて生まれた科だと言えます。 |
形成外科で扱う疾患 | ||||
1. やけど 2. 顔のけが 3. 顔や首の形の異常(副耳や頚嚢胞など) 4. 手足の形の異常や外傷(巻き爪や合指症など) 5. 胸腹の形の異常(副乳や臍ヘルニアなど) 6. 良性腫瘍(脂肪腫、粉瘤など) 7. 悪性腫瘍手術後の再建(乳房再建など) 8. 瘢痕、ケロイド 9. 褥瘡、難治性潰瘍 10.下肢静脈瘤 11.美容外科 12.その他(ワキガなど) 全身麻酔が必要な手術は、大学病院などとの連携により最適な治療を施行します。 |
例 |
1. 熱傷 | ||
いわゆる、やけどです。やけどは皮膚に高温や化学物質が作用して起こります。やけどの重症度は面積と深さで決まります。手のひらの面積が体全体の1%に相当するので参考にしてください。10%以上の場合や深いものは重症ですので、できるだけはやく救急車を呼んでください。それ以下のものは、通常の通院で治療します。 <治療法> 皮膚が赤くなるだけのものは浅いやけどです。水ぶくれができるのは中程度の深さ、皮膚が白くなり感覚を感じなくなるのは深いやけどです。治療法はやけどの重症度で異なりますが、部分的なやけどの場合は、まず水道水などの流水で30分以上冷やしてください。それだけで重症度を軽減できます。浅いやけどでは数週で跡を残さず治りますが、中程度の深さのものは色素沈着が起こります。また深いやけどは、できるだけ変形しないように手術を行います。いずれも、しっかりと形成外科で治療しましょう。 |
2. 顔のけが | ||
顔は素肌が出ているため他の部分よりも刺激を受けやすいところです。頭をはじめ、目、鼻、口、耳など重要な部分があり、治療にあたっては機能的な問題はもちろんのこと、見た目の問題も大切になります。ぜひ形成外科を訪ねてください。 |
3. 副耳と頸嚢胞 | ||
副耳:耳の前方に、いぼのような突起を認めることがあります。中に軟骨が含まれているので、これを含めて切除します。 頸嚢胞:小児期から青年期に発症することの多い先天性の病気です。首に袋ができて、中に粘液がたまった比較的やわらかいかたまりで、時々感染を起こします。癌化することがありますので摘出します。 |
4. 嵌入爪 | ||
足の親ゆびに多くみられる、一般に「巻き爪」と呼ばれているもので、爪の変形により爪が周囲の皮膚に強く食い込み、ここから細菌が入って炎症が起こります。再発しやすく同じ治療を繰り返す方を多く見受けられます。当院では、嵌入爪に対する2種類の根治法を行なっています。 <麻酔法> 指は最も感覚の鋭敏なところです。そのためどちらの方法でも、最初に麻酔に充分な時間をかけることで、この痛みを最小限に抑えます。 <第1法> 一般的な形成外科手術です。当院では爪のみならず爪母を切除したうえにフェノール液で化学的に焼灼します。爪が大きい人に適応があります。電気メス法よりも、再発率、術後の痛み、美観の点でフェノールが優れています。こちらは保険が適応されます。 <第2法> いったん炎症をおさえた後、巻き爪に形状記憶合金ワイヤー(マチワイヤ)を固定することで平らにしていきます。ちょうど歯の矯正法に似ており、爪を小さくすることなく時間をかけて癖を作っていく、たいへん優れた方法です。お費用は金属1本に付き別途4000円となります。 |
5. 副乳 | |
女性の乳房は通常左右一対ですが、脇から股への線上に小さな乳房ができることがあります。痛みをともなったり、癌化することがありますので、原則的に摘出します。 |
9. 褥瘡 | |
いわゆる、床ずれ(とこずれ)です。「寝たきり」や「まひ」のある人が長期間寝たままでいると、下に硬い骨がある部位に体重がかかってできます。はじめは皮膚が赤くなり、水ぶくれができます。進むと、皮下や筋肉まで死んで、かさぶたやうみがたまり、場合によっては骨に達します。予防として、体重分散ベッドの使用や体位変換、栄養が大切です。床ずれは感染率が高いので、かならず医師に見せてください。塗り薬や手術などで傷をきれいにしていきます。 |
形成外科と美容外科の関係 | ||
. | 形成外科には二つの分野があります。一つは、生まれつきまたはけがや癌などで変形したり失われた体の機能と形を正常に近い状態にして社会生活を向上させる「再建外科」、もう一つは、ご自身が気にしている微妙な形状を治療する「美容外科」です。私が得意とする「美容外科」は、正常である状態をより美しく、より若く、バランスの良い容姿を作ることを目標とし、より質の高い生活を送る助けとなることを目的とする科です。したがいましてコンプレックスに悩む患者さまの心の傷も癒す可能性も秘めており、精神を向上させる「精神外科」であるとも言われています。形成外科で治療を受けられた方々が、笑顔で社会生活に復帰していかれる姿を見ることが、形成外科を得意とする私の最高の喜びです。 |
一般外科疾患 一般外科疾患の患者様も来られています。形成外科と一般外科との境目は非連続的ですが、形成外科は、より仕上がりにこだわった科とお考えください。明らかな相違点を持つ疾患は、肛門疾患、内臓外科手術後のフォローアップなどです。 整形外科疾患 意外と来られるのが整形外科疾患の患者様です。形成外科と整形外科を混同される方も多いので整形外科にも対応します。整形外科疾患で多いのは、骨粗鬆症、腰痛、関節痛、四肢の痛み、肩こりです。 |
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